Oryzae Wonderlandは、発酵食品に関するウェブサイトです。

日本の伝統的な発酵食品である麹や味噌などの作り方、具体的な仕込みの方法、作り方のコツなど、実践で得られた情報や実験記録についてまとめています。

日本の食材が手に入りづらい海外でも味噌やみりんが作れるようにと、日本に限らず、日本国外でも作ることができるレシピやヒントが掲載されています。

Oryzae Wonderlandについて、さらに詳しく…

このサイトの作り手のオリゼ子さん、発酵食品を作り始めたのはどうして?

ドイツに住み始めて3年ぐらい経った頃に、なかなかよい日本食材が手に入らないことにフラストレーションをもちはじめました。長く住めば、生まれ育った国でなくても、その地域の食材に慣れていくのだと思っていましたが、実際には真逆でした。長く住めば住むほど、「やっぱり味噌や納豆が食べたい」という気持ちが大きくなりました。
そのころは肉をあまり食べず、魚を中心とした食生活を送りたいと思っていましたが、日本のように新鮮な魚がすぐに手に入らない環境では、気づかぬうちに栄養が不足していたのかもしれません。

当時は、今もそうかもしれませんが、日本からの輸入品は限られていました。日本でしか買うことのできない、質のいいものを手に入れるのは難しいことがわかっていたので、それならば、自分で作ろうと思い立ち、米麹や味噌を手作りすることにしました。

おかげで、日本に住んでいるときのように、自宅に味噌や納豆を常備できるような生活に変わっていきました。

発酵食品は栄養価が高くなるため、同じ分量の大豆をそのまま摂取するよりも、味噌のような発酵食品として摂取した方が栄養面もよくなりました。

それ以来ずっと、ドイツ暮らしを終えた今も発酵食品の手作りを続けています。

発酵食品を自分で作るのは難しい?

思ったよりも簡単でした。乾燥している気候のドイツでうまく米麹や味噌ができるか、最初は心配していましたが、たとえば米麹であれば、米麹用の種菌を使って発酵食品を作るので、ヨーグルトメーカーや電気毛布などで、温度管理さえすれば、いつも安定した出来ばえになりました。

このサイトを作ろうと思ったきっかけは?

日本に限らず、ぜひ海外にいる人にも発酵食品作りを楽しんで欲しいと思い、このサイトを作りました。

日本食が手に入りづらい海外生活で、私が健康で生活できたのも自家製味噌などのおかげだと思っています。発酵食品は栄養価も高く、消化もよいので、いいことづくめです。

ウェブサイト作りには、プログラマーの友人(下の紹介をみてくださいね)の力を借りて、約1年ほどかけて、まずはドイツ語コンテンツのサイト制作を行いました。

ドイツ語での日本の発酵食品の情報が少なかったため、まずはドイツ語で発信したいと思いました。

海外で作った味噌やみりんは現地の人にはどう受け止められた?

手作りした味噌もみりんも酒もすべて、私のまわりのドイツ人は好評でした。日本人の友人におすそわけした手作り味噌が、知らぬ間にその友人のシェアハウスの同居人に食べられていたということがあります。「おいしかったから食べちゃった」と言われたそうです。味噌を食べずに育った人にとっても、あの旨味成分は世界共通のようです。

道具もたくさん必要そうだし、手作りってやっぱり大変そうだなと思ってしまうのだけれど…

米用の種麹を一袋もっているだけで、そこから10kg以上の米麹が作ることができます。

お米は海外でも調達できることも多いですし、大豆やもち米があれば、米麹から味噌、みりんも作ることができて、本当に発酵食品を使った食生活の幅が広がります。米麹、味噌など作りやすい発酵食品なので、私のような初心者でも失敗せずにできました。

なるべく、家のキッチンレベルで再現できるような作り方を紹介するように心がけています。

あると便利なものに関しては《おすすめツールと材料》を読んでください。

発酵が上手くいかなかったら?

米麹の場合であれば、麹菌を多めに使うとか温度管理の方法を改善するなどがあります。湿度も大事なので、発酵がすすんでいないなと思ったら、一緒に仕込んでいる蒸し布の湿り具合を確認するなどしています。

まずは 《はじめに》を読んでください。

それでも上手くいかなかったら?

菌と話をするように、失敗したポイントを探ってみることをおすすめします。

ここに書かれていることは個人の体験をもとにしたひとつの実験記録です。

もっとよいやり方もあると思いますので、ぜひご自分の方法を見つけてみてください。

サイト運営者について

Yoshito Maeoka

システムコンサルティング

プログラミング

料理もできるプログラマー。

発酵ものも得意で、最新の実験は、ロシア旅行を機に自家製クワスの仕込みを始めた。日常的に手ごねパンを焼き、薫製大会を主催したりなど、ことあるごとに、周りのものにおいしいものを食べさせてくれている。

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