大豆アレルギーでも食べられるひよこ豆の味噌
海外では大豆よりもひよこ豆(チックピー)の方が手に入りやすく、お馴染みの食材のひとつだ。
ひよこ豆で作るフムス、ハーブのヨーグルトソースで食べるひよこ豆ハンバークやサラダが好きで、海外に住んでいた時はよく食べていた。
ひよこ豆は「ほくほく」した食感があり、明らかに大豆とは違うタイプの豆だ。
もし、ひよこ豆でも味噌を作ってみたら、この「ほくほく感」はどうなるのだろう、というのが疑問だった。面白い食感になるのだろうか。
初めて出来上がったひよこ豆の味噌を食べた時、クセのない食べやすさにびっくりした。
ひよこ豆を茹でた時の「ほくほく感」は発酵過程でどこかへ行ってしまったらしい。大豆を使用した味噌と変わりない美味しさだった。見た目さえもあまり変わらず、実のところ作った本人でさえも見分けがつかない。
味噌といえば大豆と米から出来ているものだと思うのが普通だけれど、ひよこ豆でも味噌ができるのだ。麹菌にかかればひよこ豆も大豆もどうということないらしい。
海外では、”Chickpea miso”としても売られていて、大豆アレルギーでも味噌を味わうことができる。バリエーションのひとつとしておすすめしたい。
材料(約2kgの出来上がり/麹割合20):
- 生の米麹 1000g(乾燥の場合は900g程度)
- 乾燥ひよこ豆 500g
- 塩(品質の良いもの) 288g
水
必要な道具:
- 大きめの鍋(圧力鍋があるとよい)
- ブレンダー、もしくはミキサー
- 大きめのボウル
- 茹でた大豆をペースト状にするための容器
- 食品用のプラスティック製の保存袋(フリーザーバッグなど)
- ヘラ
- 料理用の使い捨て手袋
作り方は米味噌と同じ。